カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

ロンドンで燦然と輝く大記録

ジェプコスゲイ選手が17分台の好タイムで制した
21年のロンドンマラソンですが、
このコースで届かなかった記録が2つあります。


1つは、17年のロンドンマラソンで
ケイタニー選手(ケニア)がマークした
女子のみマラソンの世界記録である、2:17:01。



※ロンドンは男女でスタート時間が違うため、
 女子のみ記録として認識されます。


もう1つは、ラドクリフ選手(英国)の2:15:25です。


※当時は女子のみではなかったためそちらの記録には残らず。


2003年のロンドンマラソンで記録された
このコースレコードは、


19年にコスゲイ選手がシカゴで塗り替えるまで
16年も世界記録として残りました。



Paula Radcliffe-Marathon WR,2003


ラドクリフ選手の記録は、同国の中でも際立っています。


英国女子としては、トップでゴールしたパデュー選手が
19年のロンドンでマークしたPBを2分縮める
2時間23分台の快走を見せました。



これが英国史上3位の記録で、2位のマーラ選手とは14秒のみです。


【英国女子歴代3傑】


1. P.Radcliffe 2:15:25 (2003.ロンドンマラソン)
2. M.Yamauchi 2:23:12(2009 ロンドンマラソン)
3. C.Purdue 2:23:26(2021 ロンドンマラソン)


全てロンドンマラソンです😮


ラドクリフ選手はぶっちぎりです。
2位と8分近い差がついています。


厚底で速くなったと言われる昨今、
当日のベストコンディションにもかからわず
破られることがなかったこの記録は、
マラソン史上に燦然と輝く大記録だと思っています。


改めて、その偉大さが思い起こされました。

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