東京マラソンのエリートも激アツな件
先日、東京マラソンのエリート選手が発表されました。
男女ともに昨年覇者のレゲセ、アガ両選手を、
実力者が追う構図になっています。
やはり注目はMGCファイナルチャレンジとなっている男子。
レゲセ選手は2分台の記録を持っており、3~4分台の選手も
いることから、条件が揃えばかなりの高速レースになりそうな予感。
17年にキプサング選手が出した2時間3分台も、
十分考えられると思います。
ここに最後の1枠を賭けて、大迫・設楽・井上選手ら
日本の有力候補がしのぎを削るわけですね。
世界のトップに食らいつく走りを期待したいです。
設楽選手は4分台を狙うようですし、
「それくらいやれないと勝てない」
という強い気概を感じるので、応援したいです。
そして注目を集める大迫選手ですが、
ケニアから配信した内容がとても興味深かったです。
「今までは3位だったので勝ちたい」
「(出場せず結果を)待っているのはリスクがある」
という発言からは、勝負師としての本能を感じました。
リスクを取って勝負に出る。まさに勝負師。
3月に出て、8月の五輪に合わせるというのは
いつもよりトレーニングのスケジュールが短く、
確かにリスクだと思います。
が、MGCで3位になりながら大阪国際に出場し、
松田選手が記録を突破したことで一歩遠ざかってしまった
小原選手の例があるので、待つよりは打って出る、
という気持ちに傾いたんでしょうね。
やらずに後悔はしたくないタイプのカモメとしては、
自分が同じ状況だったらそう決断していただろうな、と共感しました。
当日が楽しみですね!