カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

【書棚】サブ2.5医師が教えるマラソン自己ベスト最速達成メソッド

医師として実業団から一般ランナーの治療・支援に当たりつつ
自身もサブ2.5(マラソン2時間半以内)という、
とんでもない記録を持つ著者が書かれた本です。


運動未経験から、初マラソンでサブ3という
衝撃的な出だしから始まり😨、最後まですらすらと読めました。


本書の結論としては、いかにケガしない・回復の早い体を
トレーニング・睡眠・食事などの多方面から作っていくかが大切
ということです。


週2回のポイント練習を軸にしたメニューの組み立て方、
食事のバランス、ストレッチや体幹のトレーニングなど、
書かれている内容としては目新しいものはなく、
広く普及した話のおさらいが多いです。


その中でもいくつか目を引いたものがありました。

レースシューズを練習用に落としたらケガをする

クッション性がなくなっているので、ということですね。


また、走り方や足幅など、自分に合ったシューズを履かないと
ケガの元になる、という話も納得でした。
著者曰く、ランナーがするケガの多くはシューズから来ているので、
ケガに悩んでいるランナーは一度見直しても良いかもしれません。


「シューズ(クッション)の寿命は大体500キロまで」
「クッションの回復には24-48時間必要なので、
 シューズのローテーションができるとよい」


といったことも勉強になりました。

レース前のシューズはきつく結ばない

足のむくみ、疲労を考慮して確かに重要だと思いました。


靴ひもがほどけるのでは?ということについては、


蝶々結びの後固結びをすればほどけたことがない


と書いてあったので、早速試してみようと思います。

給水は水とスポーツドリンクを半分ずつ

今まで自分はスポーツドリンクの給水がある大会なら、
そちらだけ摂っていました。


電解質が汗で失われるから補給しないと」という考えです。


が、このスポドリだけというものが、
逆に体内の浸透圧バランスを崩し、
結果足つりにつながっているのではないか?


という仮説に至りました。
検証のためにも次のマラソンでは両方を心がけたいと思います。


最後に、ポイント練習について。


日ごろ、少しきついメニューを入れておかないと
レースで苦しくなった時に自分に負けてしまう


という著者の意見には考えさせるものがありました。


ポイント練習で、意識してみようと思います。

サブ2.5医師が教える マラソン自己ベスト最速達成メソッド
サブ2.5医師が教える マラソン自己ベスト最速達成メソッド
大和書房
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