フル2週前に10K?ファラーの選択
2023年の引退を表明している
英国のファラー選手が、
ロンドンマラソンの2週間前に
10Kの大会へ出場しました。
場所は、アフリカ中西部(赤道直下)にある
ガボン共和国のポール・ジャンティです。
フルの2週間前に10キロで調整、というのは
エリート選手でもあまり聞いたことがないのですが
ファラー選手はエチオピアで
トレーニングしていたようですし、
比較的移動が容易なのと、
世界陸連のエリートレーベルなので、
(=自己ベストが27分台の猛者ぞろい)
レース感覚を戻す意味があると思われます。
※あまり関係ないと思いますが、
ガボンは22年に英連邦へ加盟しています。
(仏語圏ですが)
結果は、30:41で7位でした。
影の関係で浮いているように見えます😲
これまでの実績からすると
トップに2分半も離された「惨敗」ですが、
引退間近の40歳ということを考えると、
そう言わずとも良さそうです。
余談ですが、この大会は10キロでも
参加者が約1.3万人も居るとのこと。
アフリカの大規模大会は
あまりイメージがなかったので意外でした。
市民ランナーの「調整」は
市民ランナーの間では、フルマラソンの調整に
・3週間前に30キロ
・2週間前にハーフ(20キロ)
・1週間前に10キロ
と、分かりやすくやっている人を
よく見かけますが、
マラソンに正解はないので、
ファラー選手の調整がどのような結果になるか、
見守りたいと思います。