東京マラソンの経済効果はもっと伸びる?
東京マラソン2023の経済効果が
約309億、という試算が出ました。
(全国対象。東京都のみは約221億)
2017年は約284億でしたが、
・物価の上昇
・参加者の増加(3万→3.8万)
・(繰越等で)海外からのランナーが多かった
などが加算要素となったと思われます。
この数値はどれだけすごいのか?
大阪マラソン(2019年)で約177億、
おかやまマラソン(2022年)で約12億
という試算の比較から、東京マラソンの効果が
いかに大きいかが分かると思います。
たった数日で、これだけの経済効果を
もたらす施策と言うのはなかなかありません。
しかし、例えば
2018年のシカゴマラソンでは
経済効果が3.78億ドル(約514億)
という試算があることから、
伸びしろはまだあると思います。
(特にチャリティ方面)
ランナーからすると、
マラソン大会による経済活性化は
今まで散々言われてきたにも関わらず
ここ数年批判の矢面に立たされ、
黙殺されてきました。
昨年から十分再開できたのに、
経済損失も語られることがありませんでした。
今更媚びを売ろうなんて、
手のひら返しもいいところです。
と感じる人が多く居る気がします。
東京マラソンの効果が再認識され
関係者を含め、再び大会への熱が
上がってくるのか、見守りたいと思います。