カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

惨敗の闇に見えた光明(シカゴマラソン)

(前回の続き)
向上心が失われつつある、と
書いたのですが、


これから走り続けることについて、
シカゴでは気づきも得ることができました。

その①Run For Glory

エキスポには、


「あなたは何のために走るの?」


ということを表現するブースがありました。


・健康のため
・自分のため
・勉強から逃げるため


など、様々な回答が(ユーモアも交えて)
書かれていたのですが、心に残ったのはこちら。

Run For Glory(&fans)


Glory(栄光)…とてもいい言葉だと思いました。


元々、


①走るのは健康のため
②この習慣を続けたまま、自分がどこまでできるか
 見てみたい
③WMMを制覇したい(できるだけ基準をクリアして)


というのが動機だったのですが、
走り、自己ベスト更新を続けるうちに


どんな目標であっても、
そこに向かって一心に頑張ることが尊いもので、
その過程に生きている実感(人生の醍醐味)はある


のではないかと考えるようになりました。


この充実感を「生の輝き」とでも言うなら、
まさに「Glory」ではないか…と。


そんなことを考えました。

②You're somebody's Hero

シカゴの沿道では、至る所で大声援があり、
ランナーは大きな力をもらえます。


それと同時に、「You are Heroes!」
というメッセージも複数見られ、


頑張るランナーの姿に
刺激を受けている人も居る


ということに気づかされました。


とりわけ感動したのが、41キロ過ぎ。


沿道の女性が、
足つりでペースダウンしていた自分に
50mほど伴走しながら


Come On! You're brave and stronger
than you think(you are).


意訳:しっかり!
あなたは自分が思っているより
勇敢で強いのよ!


と、声をかけてくれたことです。


恐らく自分だけに言ったことでは
ないと思うのですが、


ここまでしてくれることに
胸が熱くなりました😭


自分の頑張りが、
知らないの誰かの勇気になる


というのは、考えてみるととても嬉しいものです。


結果的にそうなるという話で、
沿道を元気にするために走る、
とはなりませんが、


「やっぱり、不甲斐ない走りはしたくない」


と思うようになりました。

(足つりを食いしばって最後だけ走る!)

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