悲劇が生む悲劇(中国ウルトラトレイル21人死亡事故その後)
先日、21人のランナーが亡くなった
中国ウルトラトレイルの主催者が自殺するという
痛ましい報道がありました。
合掌…
未曽有の悲劇が、新たな悲劇を生んでしまいました😢
一部報道によると、天候の急変は前日の予報から予測できた
という意見が「人災」という見方につながっているようです。
(ここまでの急変とは思わなかったので、
運営も経験豊富なランナーも対応できなかったと思われますが)
処分が27人と多いのも、その印象を裏付けようとしてる気がします。
この件により、中国のトレイルランニング大会は
無期限で停止中のようですが、
日本でもトレイルランニング協会が各大会に注意喚起しています。
一言も「日本の大会は安全」と言っていないところが
個人的にはポイントだと思います。
当たり前、といえばそうなのですが、
この記事で見た
「日本の大会も同じように危険とは思われたくない」
という、同協会のコメントが引っかかったからです。
いや、トレランを安全なんて言ったらダメでしょ!?
という思いからサイトを確認したのですが、
声明としてはまっとうでした。
自然を相手にするものに、絶対安全はないので
やる人は楽しむ前に自然への畏怖を忘れないで欲しいですね。
これ以上の悲劇を生まないためにも。