最後となったびわ湖毎日マラソンで、
富士通の鈴木健吾選手が2:04:56の日本新記録を打ち立てました！！

びわ湖は風でベスト更新が難しいということもあり、
前評判は決して高くありませんでしたが、
良い意味で予想を裏切る、会心の走り！

特に、36キロ過ぎからのペースアップがキロ3分を切っており、
圧巻の一言でした。
直前に給水を取り逃しているので落ち込んでもおかしくないのですが
ここで開き直って攻めていけるのは相当強いです。

4分台が出たことで、世界との差がまた少し縮まったと思います。
まだ25歳、これからの活躍に期待します！

そして川内選手も、8年ぶりに自己ベストを更新する快走でした。

108回目のマラソンで自己ベスト更新・・・！
そこを目指し続けたからの結果だと思います。

諦めなければ必ずたどり着ける

そんな勇気をもらった走りでした！

なお、今回の大会は、2:09以内（サブ9）、10以内の人数が
世界最高だったようです。

同一大会における人数として、サブ9の28人及びサブ10の42人は世界最高！従来は20年バレンシアの20人及び30人が最高。

日本人40人がサブ10。同一大会同一国選手のサブ10の人数としては当然ながら世界最高。これまでは20年ドバイのエチオピア勢13人が最高。

なにもかもが最高。私の興奮度も歴代最高。 https://t.co/ghNTU8gpdz

— 熊田大樹 ＠ 陸上 Track&Field (@athletekuma)

February 28, 2021

コンディションが良かったこともありますが、
最後で、かつ開催される数少ない大会だったので、
各選手がいつも以上に気合を入れて臨んだ結果ではないでしょうか。

キプサング選手が持っていたコースレコード（2:06:13）も、
最後に劇的に更新されました。

次は、同選手が持つ日本国内記録（2:03:57）を目指して
各選手の頑張りに期待したいです！