カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

起源はノリで?

還暦を過ぎたラン友さんが、今年トライアスロンに
初挑戦されると聞き、目が点になってます。


元々その方はグレートレースという、
7日間、荷物をもって毎日フルマラソンを走るような
大会にも出てるすごい方なので、
挑戦自体はさすが・・・というくらいなのですが、
改めてそのエネルギーに感嘆。


トライアスロンは、水泳は練習だけでお金かかるし
(プール付きマンションにでも住んでない限り!)
バイクはモノへの投資がかさむので、始めるハードルが
高いと感じてます。


しかし、それ以上にツッコみたいのが、その起源。



アメリカンが酔った勢いで


「どれが大変か決められないからいっぺんにやろうぜ!」


なんていうから、体力自慢や限界への挑戦に魅せられた
猛者たちを惹きつけてしまったのです。たぶん。
適当なノリだこと・・・


しかし、適当さでいうとマラソンも負けてません。
マラソンは、ペルシア戦争における「マラトンの戦い」が起源というのは
良く知られてると思います。



が、ここで走って力尽きた伝令は
後世のオリンピックで作られた話の可能性が高く、
更に距離も当初は約40キロ、今の距離にしたのは
英国王妃の気まぐれという、とんでもないこぼれ話まであります。



今、大会に出る人で経緯まで気にする人はいないと思いますが笑
適当がその後の歴史を作るんですねえ・・・(遠い目


ちなみに、アテネからスパルタまでは約246キロあり、
これを走った伝令はヘロドトスの『歴史』に登場します。
ここから生まれたのが今のスパルタスロンですね。
こちらは由緒正しいようです。

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