カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

「適切な負荷」を見極める(日記)

ランのペースを考える際は、ダニエルズのVDOTから算出された
E/M/Tなどから出てくる標準ペースを参考にしています。


(ある日の朝ラン写真。日の出が美しいです😄)


しかし、長年


いつまでそのペースを基準にすべきなのか?
(ステップアップするタイミングはいつか)


ということに頭を悩ませています。


トレーニング原理の一つに「過負荷」というものがありますが、
それをずっと続けていたら、「漸進性」の原則にぶち当たり、
(漸進性…少しずつ負荷を上げていくことが大事)


適切な負荷がかからず成長しないのではないか…


という悩みです。



コーチがいる訳ではないので、
負荷を上げてもよいかは自分で判断するしかありません。


いろいろな人からの意見を聞きながら考えたいのですが、
自分なりに目安を考えてみました。

その1:体感

なんといってもこれですよね笑


きつめの速さだったのに、思ったより疲れてないな?
軽めに走っても標準ペースより速いな?


というようなことが積み重なってきたら、
見直すタイミングだと思います。


ポイントは、一度では変えないこと。


その時の体調や風や気温などのコンディション、
シューズなどの諸条件でたまたま調子が良かったこともありえます。
異なる条件で複数回試してみることが重要だと思います。


悩ましいのが、疲労をためたくないという日常と直結するところです。


「可逆性」の原理で言うと、継続しなければ意味がないので
疲労が溜まってオーバートレーニング→休養にならないよう
慎重にすべきだと思います。

その2:目標

今日の負荷は7割だったか?それとも8割か?


体感の微妙な差を判断することは非常に難しいです。


そんな時は、一度目標タイムを決めたトレーニングを考えます。
例えば、ハーフで90分切りを狙う場合、


・1キロ4分15秒で走り切る走力が必要
→10キロを4分5秒(計40:50)で走れれば
 見えてくるかもしれない


と考え、一度負荷を上げて走ってみます。


ハーフ90分で走る場合のTペースはキロ4分11秒なので、
Tペース以上の負荷がかかりますが、


徐々に距離を伸ばす、レストを入れる等の工夫をして
10キロを目標タイムで走ることを、まずは目指します。


最終的に走れるようになれば、ハーフの目標達成も
見えてくると思います(経験談)。


ちなみに、ハーフ90分までであれば
ガーミンのコーチ機能が使えます。



残念ながら自分に見合ったレベルがないため、
今は完全に独学で考えるしかないのですが😓

その3:結果

目標のペースでタイムトライアルを行い、
達成できたら次のVDOTに進む、というやり方です。


判断のタイミングが分かりやすいのが良い点です。


VDOTは距離が長いタイムほど確度が高い
と言われるので、できれば10キロかハーフがいいと思います。


一人でできれば越したことはありませんが、
難しい場合は、大会を計画的に入れる必要があります。


マラソンのトレーニングは3か月で1単位、
と考える人も多いので、目安としては3か月~半年でしょうか。
秋・冬のシーズンベストから考えるのも一つの手です。


こんなところでしょうか。


疲労を溜め込まず、成長できる”欲張り”を目指して
試行錯誤を続けたいと思います。

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