「サブ3」との距離感(日記)
先日の日記で、特にサブ3を目標としていないことを書きましたが
ここでは、「サブ3」に対して自分が思うことを書き綴ってみます。
その1:健康リスクとの戦い
サブ3というタイムは、まったく走ったことがない人が
たまたま大会に出て達成できるものではないと思います。
(そんな人が居たら教えてほしいです笑)
普通に考えれば、質・量共に高いトレーニングが必要です。
これは、それだけ健康リスクも上昇することだと思っています。
リスクは、ケガや痛みだけでなく、貧血や女性の生理不順など、
様々なものが想定されます。
実際に、周囲ではサブ3を達成しながら、
上記のトラブルに悩まされている人が何人も居ます。
昨年亡くなったラン友さんも、オーバートレーニングが発端でした。
現在は身体的にこのレベルのトレーニングを積んでも良さそう、
ということで参考にしていますが、
何らかの健康リスクが顕在化した場合は、潔く諦めるつもりです。
その2:(個人的に)メリットがない
目指す大会があり、サブ3がその資格なら目標になりますが、
ボストンの資格はサブ3である必要がありません。(※年代による)
自分のカテゴリーでもサブ3が必須ではなく、
既に最大の目標を「いったん」クリアしたので、
何が何でも!という貪欲さは、今はありません。
達成すればより足切りされにくくなる、ということは言えますが
足切りタイムを見ていると、やはりサブ3でなくても…
と思ってしまいます。
例えば、30台後半の男性標準は3時間5分ですが、
足切りは1:39のため、3時間3分20秒でもクリアな訳です。
大会で年代問わず、明確にサブ3が必要なところは
別府大分毎日マラソン(カテゴリー3以上)が有名です。
が、その他のアスリート枠を設けている大会では、
やはり年代や性別で基準が異なるので、
サブ3である必要性はありません。
その3:見栄?の消滅
ランニングを始めた頃は、サブ4(4時間以内)を目標にしていました。
この時は
・多くの人が目指すならいい目標なんだろう
・趣味として言うなら、そこそこ打ち込んでいる
(と思われる)くらいのタイムにしておきたい
という思いでした。
見栄(世間体?)のようなものがありました笑
しかし、達成したことで満たされ、
タイムだけではなく、その人それぞれの目標に向かって
頑張ることの大切さも知りました。
ランナー界隈では「サブ3」が勲章のようなもので、
多くの人がすごいと思いますが、
・人からすごいと言われたくて走っているわけではない
・メリットが(以下略
なので、自分には響いてきません😅
「フルマラソンのサブ3」
「100キロのサブ10」
「富士登山競走山頂完走」
を、「市民ランナーのグランドスラム」なんて言う人もいますが…
特に取ったところでメリットや目に見える成果が
ある訳ではないので、気になる人だけやればいいと思うくらいです。
ラン友さんには、「自分の限界に挑戦するため」
これを目指している方が居ますが、それはそれで良いと思います。
特にウルトラは健康を損ねるリスクがぐっと上がるので
自分はしない、というだけです😅
これらの言葉にのせられて「健康第一」が本末転倒とならないよう
適切な距離感を大切にしたいと思っています。