「中止」と「延期」
海外のマラソン大会にもコロナウイルスの影響が
じわじわと広がっており、なんとも歯がゆい状況が続ています・・・
このままだと、次回のトロントマラソン(5月)も
開催と参加が怪しくなってきました😥
3月では、ヨーロッパでも一大イベントであった
ローママラソンが中止になってしまいました😥
さらにバルセロナマラソンまで😭
2つとも、日本からのツアーもあるくらい参加者も多いですが、
イタリアが厳戒態勢であること、
スペインは隣国でWHOの勧告もあることを考えると、
残念ながら止む無しでしょう。
そんな中、興味を持ったのは、大会による対応で
「延期」がある、ということでした。
※ロンドンやボストンなどのメジャー大会だと、
東京のように「エリートのみ開催」ということが
あるかもしれませんが、ここでは一般ランナー向けに考えてます。
バルセロナのほかに大きい大会だと、
パリマラソン(4月)があります。
英語の記事も見たのですが、延期とした詳しい判断の理由は不明です。
1月以上前の延期発表は、各国の参加者だけでなく
東京五輪の資格を狙っているエリートにも早めの判断を促す、
ということが目的のようですね。
パリほどの大都市なら、年中イベント(や先の計画)があるはずで
スライドするのも難しい気がします。
が、パリマラソンは「145か国から約6万人が参加」の大会。
6メジャーズに入ってもおかしくないくらいの規模と人気なので、
Too big to fail(影響がでかすぎてなくせない)、
という判断に動いたのでしょうか。
4月末のロンドンにも影響がありそうです。
近いところだと、グアムマラソンも延期しています。
(パリとは判断基準が違いそうですが)
その大会に出たい、と思っていたランナーには
参加費も無駄にならず、ありがたい措置だと思います。
しかし、延期した後に確実にできるのか、という保証はありません。
気温が上がるころにコロナが終息するかどうかは
不透明で、むしろ楽観視するなという方が現実的のようです・・・
その意味で、延期を選択した大会は思い切った決断をしたと思います。
秋にはなんとかできるようになってほしいと切に願います。