「後半、拾う。」
東京マラソンでは39位に終わった神野選手。
調整も万全で、当日のコンディションも良かっただけに、
8分台という目標達成も自己ベスト更新という最低限の目標も
達成できなかったことにショックを受けている様子が伺えます。
神野選手はyoutubeでの発信も良いと思いますし、
日本のマラソン界を盛り上げるためにも頑張って欲しいところですが、
記事の中で興味を惹かれたのが、
「30キロ以降で落ちてきたランナーを拾おうと思ったが
落ちてこず、先が見えないことが堪えた」
と分析していることです。
自分のペースを保っていれば、オーバーペースになった選手を
後半抜ける、と考えていただけに、メンタルへの影響が
相当大きかったと思われます。
川内選手も先日の青梅で同様のことを話していました。
厚底を履いた選手達は後半も失速しないので、
いままでの常識が通用しない、とも。
エリート選手では、作戦の転換が必要な時かもしれません。
自分のことを振り返ってみると、後半失速してきた
ランナーの方たちを颯爽と抜くのは、確かに気持ちが良いです。
性格が悪いのかも!?🤣😅
自分なりの理由を考えてみました。
マラソンは自分との戦いで、
他の人と競っているわけではないことは百も承知なのですが、
確かに「ウサギとカメ」の童話のように、
したり顔をしたい気持ちが少しはあるのかもしれません🤣😅
が、、どちらかというと、
・周囲に惑わされず自分のペース(計画)を維持できている
→予定通り体が動いている
→計画が間違っていなかったと感じる
ことに嬉しさを感じている、といった方がしっくりきます。
うがった見方をすると、人とは違う自分に酔ってる
と言えなくもないですが笑 そこは明確に否定しておきます😂
いずれにせよ、レース後半でも「疲労」に支配されるのではなく
「拾う」ランナーになりたいですね😊