脂肪を効率的に使うマラソン
レースプランを考えるにあたり、
ふと思ったのが、
いかに脂質を効率よく使うか
です。
レース前はカーボローディングをして
糖質を体内にため込むランナーも多いですが、
糖質だけではフルマラソンを走り切るエネルギーはできません。
体内の脂肪を活用することが不可欠です。
エネルギー効率も、糖質(4kcal)に対して
脂質が9kcalと、非常に高いです。
紹介した記事ではいかに脂肪を効率的に燃焼する体を作るか、
ということが書かれているわけですが、
もう一つ着目すべきは
ペースが上がるほど糖質の使用率は高くなる
という点です。
いくつもの記事で見かける図ですが、
ランナーとしては頭に入れておくべきですね。
ケトン体質で脂肪が燃えやすい体にすることはできますが、
糖質が枯渇すると脂質もエネルギーにはなりません。
ということは、
序盤からオーバーペース気味で糖質を使いすぎると
後半になってガス欠してくる
というのが目に見えています。
イーブンペースのレースプランをご紹介しましたが、
イーブンやネガティブで行く計画は、
糖質の急激な消費を招かず、糖質・脂質を最後まで効率よく使える😲
という点で、理にかなっていると思いました。
(随時ジェルやエイドで補給をする前提ですが)
このことを念頭にしてプランを決めたいと思います😄