カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

松田瑞生選手の考え方に学ぶ

大阪国際女子を制した松田選手のインタビューが
非常に興味深く、勉強になったのでご紹介します。


元の記事:


その① 不退転の決意と「より上」の目標設定

レース前から「ここでダメなら競技をやめる」という、
不退転の決意を持って臨んだ松田選手ですが、


目標は日本記録(19分台)だったたことが分かります。
22分台の設定記録ではありませんでした。


これまでの自己ベスト(22分台)からは高い目標ですが、


それくらい狙わないと結果はついてこない


という強い意志を、月間1,300キロという驚異的な練習量が
支えていたように思います。


※別の記事では毎日腹筋2,000回したとも書いてありました😨


おそらく、はじめから設定記録突破を狙っているだけでは
ペースメイクも変わってくるので、この記録は出なかったと思います。


自分のことを振り返っても、サブ4、3.5といった節目を
達成したときには、目標ギリギリは考えていませんでした


例えば、サブ4ならキロ5:30で、3時間52分台を狙い、
サブ3.5ならキロ4:45で3時間20分台前半を狙っていました。


結果、達成できたのですが、それ以上を目標にすることで
足つりなどのトラブルがあってもカバーできたのだと思います。


次回も3時間4分台を目標にしているのですが、
その裏では「まだ切れていない3:10を突破したい」
という思惑もあります。


松田選手のように、不退転の決意で突破したいと思います😊

その② 臨機応変なプラス思考

ペースメーカーの新谷選手が設定よりキロ2-3秒速く快走したことは
不安要素だったと思います。


※レース後、新谷選手はペースが他の選手に影響したことを
 反省されていました。トップだと2-3秒の差は大きいですね。


しかし、その時のコンディションと相談した後


「このままのペースでいったら逆にいいタイムが出る」


と、切り替えてます。
先程の練習量に裏打ちされた自信が後を押しています。


ハーフ以降苦しくなりそうという見込から、
集団から下がって自分のペースを作る、ということも
十分作戦としてはありだと思いますが、
「ここでダメなら終わり」という強い決意が後押ししたのだと思います。


ハーフを自己ベストで通過したとなると、
未知のペースに不安になりそうですが、
ここでも「このまま行ければ設定記録は余裕」という
ポジティブ思考で自分を鼓舞しています。


やはり①の決意があるからこそ、レース中でも
前向きに切り替えていけるんだなあと感じました。


次のレースプランで大いに参考になりそうです。

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