人生が変わるマラソン大会(ドバイマラソン)
大迫選手が練習の一環で25キロ過ぎまで出場した
ドバイマラソン(1月24日開催)。
気象・コース条件が比較的良いので記録も良いのですが、
アピアランスフィー(出場招待料)がないため、
アフリカの若手有力ランナーはこぞってこの大会を目指す、
と言われています。
2018年までは優勝賞金が20万ドルと、
賞金がケタ違いの大会として知られていました😱😱😱
※19年からは優勝が10万ドルとなり、東京と同規模になりました。
ボストンより総額は低くなったのですが、
実力者が集まるところは変わらずです。
※彼らの国では優勝が相当な大金であるだけでなく、
名声を得ることで、その後の大会に招待選手として呼ばれ、
走るごとに稼げるようになるからと思われます。
文字通り人生を賭けて走り、その結果で人生が変わる大会ですね。
このため、今年のレースも最後まで激戦となり、
なんと男子は2時間6分台でゴールしたのが11人と、
史上まれに見るハイレベルな大会となりました。。
なんともいたたまれないのが、順位による賞金落差の激しさ。
2秒差となった、1位と2位では
6万ドル(約660万)違います・・・😮😨😱
同タイムとなったものの
2位と3位でも2万ドル(約220万)の差
これは人生がかかったビデオ判定(驚)
10位と11位(3秒差)だと、
2,500ドル(約27.5万)・・・
3秒差で、もらえるものはゼロ😭😱
1秒の重みがこんなに重いとは。。
誰でもその1秒を削りたくなりますよね😅
アフリカランナーの強さは、地力だけでなく
「生活(人生)がかかっている背水の陣感」
もあるんだろうな、と感じました。
==欄外==
ちなみにカモメは賞金は関係なくとも海外マラソンとして
検討しないのか?という話ですが、
今のところ曜日(金曜開催)と時期がネックです。
1月下旬にピークを持ってくるのはこれまでの経験から厳しそうで。。