大会効果をまじめに考える
カモメが考える、マラソンの面白さの一つに
マラソンにまぐれはない
というのがあります。
基本的に、大会で自分の持っている以上のものは出ない。
が、その下になることはいくらでもありえるので、
計画と準備によって、その時点でのベストにどれだけ近づけるか、
というのがマラソンだと思います。
体力だけでなく頭も使うのが面白いと感じるところです。
だとすると、俗に言う「大会効果」で
思っていた結果以上のことがあるのか?
ということが気になるのですが、これはあるとするなら
大会効果で普段の実力が出しやすくなった
という意味かと思ってます。
大会効果として考えられるのは以下の4つです。
1.独特の緊張感でアドレナリンが出る
2.他ランナーの存在で頑張れる
一人だといつでもやめられますが、頑張ってる人を見ると
やめるわけにはいかない!と思えます(自分の場合)。
ラン友さんと同じ大会に出ていると、その存在も大きいです。
励みになります。
速い人ほど集団になると楽に走れる、という人も多いです。
3.周囲のサポート
沿道の声援、エイドなど。
4.コースやコンディション
・普段走っているところよりフラットや下り
・普段のコースだけどこの日は追い風基調
・曇り/10℃前後のマラソン日和
など。
これらをうまく利用できないこともあると思いますが、
その場合は上記の要因が少なかったか、
自分のコンディションに問題があったか(疲労・故障等)
どちらかになるのではと思います。
なお、例外として。
ラン歴7年目、大会としては100近く出てきた自分が
予想以上の結果が出た!と驚いたのは1回だけです。
計画していたタイムより5分近く早くゴールできました😮
ハーフでしたが、前半結構なペースを出していると思っても
10キロ地点でまだ余力が感じられたので、「行けるところまで行こう!」
と攻めていった結果でした。
非常に嬉しかったのですが、冷静に振り返ると、大会効果よりは
自分の限界を自分で決めてしまっていた
ことによるものと考えました。
自分がレベルアップしていることを日々のランに反映しておらず、
「まだこのくらいだろう」と思っていたわけですね。
もっと自分を信じてあげればよかったと思いました笑
以降、少し上の強度を定期的に見直すように、
日々のインターバル・ゾーン走などで余力具合を確認し、
短めの大会も大事にするようにしました。
これは例外だと思いますが😅
うまく見通しを立てて、思い通りの展開がしたいですね!