カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

熱戦、大番狂わせ。東京マラソン観戦録

3日に開催された東京マラソン。
WMMシーズン開幕戦であり、
今年は五輪を占う大事な前哨戦でもあります。


大会前から、


・キプチョゲ選手、ハッサン選手の
 コースレコード更新なるか
・MGC設定記録突破者は現れるか
 (鈴木健吾選手も出場)
・新谷選手、日本記録の更新なるか


と、注目どころが満載でした。


が、蓋を開けてみると驚きの展開に。
最後まで目が離せませんでした。

男子はキプルト!日本勢トップは西山選手

男子では、ケニアのB.キプルト選手が
2:02:16(速報)のコースレコードで優勝!


ボストン、シカゴに続きWMM三勝目です。

本命と目されていたキプチョゲ選手は
ハーフ手前から遅れはじめ、
2時間6分台の10位でフィニッシュしました。


夏の五輪三連覇に向け、怪しい雲行きですが
復活を期待して見守りたいと思います。


日本勢では、世界陸上代表の西山雄介選手が
トップでゴールしました。
が、2:06:31(速報)で、五輪枠には届かず。


この結果をもって、3枠目が大迫選手で決定しました。

女子もコース記録更新!日本記録は…

女子は、エチオピアのケベデ選手が
コース記録の2:15:55で優勝!


昨年優勝のワンジル選手は2位も、
自己ベストを更新する渾身の走りでした。


日本記録の更新を目指していた新谷選手は
日本人トップも、2:21:50でのフィニッシュ。


強い決意を持って臨んだ一戦での結果。
かける言葉が見つかりません…

それでも、ゴール後は周囲に一礼するその姿に、

プロとしての矜持を感じました。


コンディションは良かったようですが、

マラソンは最後まで何が起こるか分かりません。


「まさか」ばかりの観戦となりました。

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