世界は短・長距離の両刀使い?
田中希実選手が今年を振り返った
インタビュー記事を読みました。
ケニアでのトレーニング中、
短距離選手でも当たり前のように
マラソン向けの距離をこなす姿勢に
刺激を受けたとのことです。
田中選手には、廣中選手と共に
このまま世界の中距離で戦ってほしいと
思うのですが、
その世界を見渡すと、
世界の有力選手はどちらもやっています。
親交のあるハッサン選手だけでなく、
NYCマラソンを制したオビリ選手も、
中距離で結果を残しています。
NYCが2戦目となったギデイ選手は、
5,000、10,000、ハーフの世界記録保持者です。
ここまで挙げた選手は、
マラソンに「転向」した訳ではなく、
中距離にも出続けています。
いつかはマラソン…というのは
周囲の余計な期待ではありますが、
田中選手は日本のトラックを
牽引する存在として、
これからもチャレンジして欲しいと思います。