キプチョゲ敗れる。ボストンマラソンの大波乱
ボストンマラソンでコース記録を
狙っていたキプチョゲ選手は、
後半に失速、2時間9分23秒で6位という
衝撃の結果に終わりました。
「まさか」という坂が、
今年もボストンに現れました。
雨と強風、10℃にもならない寒さが
ランナーを苦しめる難しいコンディションと、
(22年に走れてよかった…🥺)
スタート直後の下り坂に乗せて
世界記録ペースで入ったことが
影響していると思われます。
図らずも、前回敗れた20年のロンドンも
雨の強風でした。
30キロ過ぎ、心臓破りの坂付近で仕掛けがあり、
冷静に対処して最後まで押し通せた
チェベト選手が連覇を飾りました。
女子は、2回目のフルマラソンとなった
ケニアのオビリ選手が21分台の好タイムで優勝。
長い距離でも覚醒の予感がします。
キプチョゲ選手、次は
大会後のコメントは、
さすがのキプチョゲ選手です。
決して言い訳せず完敗を認め、
ライバルの勝利を称えています。
王者に相応しい謙虚さと、
前向きさが溢れており、
まさにスポーツマンシップのお手本です👏
もう「次」に目を向けていますが、
次なる挑戦は一体どこになるでしょうか。
キプチョゲ選手は、動画で
「すべての大会で優勝してSixStarを目指す」
と話しているので、
残すWMMのNYCが有力候補です。
次の歩みに、注目したいと思います。
Eliud Kipchoge | A medal represents something special.