マラソン中の事故防止にできること。
2月26日に開催された
いわきサンシャインマラソンで、
走行中に倒れたランナーが亡くなる、
痛ましい事故がありました。
まだ20代、無念のひと言です。
ご冥福をお祈りいたします。
いわきサンシャインマラソンは、
2018年に参加し、初めてサブ3.5を達成した
思い出のある大会です。
アップダウンと風が厳しいコースですが、
応援が随所でとても暖かく、
ランネットの高評価も頷けました。
今回、積雪やコロナで5年ぶりと、
念願の開催だっただけに、残念でなりません。
少し前の読売新聞報道では、
「巣ごもり=走ってない(調整不足)」
という、一見理屈が通りそうで
中身はスカスカの論評が出ていたので、
ランナーからの異論が相次いでいましたが、
今回は非常に残念な事故となってしまいました。
※巣ごもりに関係なく、マラソン大会での
心肺停止や死亡事故は残念ながら起こっています。
ランナーからすると、大会に出ないだけで
普段から走っている人は多いので、
巣ごもり=走っていない、の構図に違和感が生じます。
(大会に出る人なら、なおさら普段から走る)
自分にできることは?
突然倒れることは、マラソンに限らず
日常生活でも起こり得ます。
ただ、マラソンは身体に過剰な負荷がかかる分
リスクも上がることを自覚しつつ、
事故を未然に防ぐためにも
①危ないサイン(めまい、吐き気等自覚症状)
を感じたら、リタイアする勇気を持つ
②周囲で倒れた人が居たら助けに入る
(AEDと心臓マッサージ講習は受講済)
の2つは大事にしようと思います。
23年1月の新宿シティマラソンでは、
事前に問診入力することで
リスクを可視化する「ランナーズドック」
というアプリが採用されました。
自覚症状だけでは捉えきれない
体調判断の補助として、今後広まるかもしれませんね。