【振り返り】世界遺産姫路城マラソン2023
【スタート前】
長引いた不調と渡米の体調不良で、
ガーミンの予測タイムは3:20台。
ここまで走り込めたという自負もなく、
自分がどの程度準備できているのか
全く分かりません。
昨年のボストンよりは良さそうですが、
強気に行ったら、ガーミンの言う通り
すぐにガス欠が襲ってくるかもしれない。
…いや、ガーミンの「間違い」を
証明してみせる!
あれこれ考えた結果、
・前半をキロ4:20台で刻み、余力を確認する
・調子が良ければビルドアップし、
まずそうなら維持に努める
ということにしました。
【スタート〜前半】
姫路城マラソンは市街地発着で、
会場も駅から徒歩15分ほどです。
手荷物預け、トイレ、アップ場所など
動線がよくできており、
1万人規模でもストレスは少なかったです。
スタートの混雑もほぼなし。
すぐに自分でペースが作れました。
周囲のランナーも実力派揃いだったので、
むしろ自分がガンガン抜かれます。
17キロ地点の塩田温泉までは
上り基調のはずですが、
傾斜が緩く、上り特有のキツさはありません。
時折下りも挟むので、良いリズムで
走ることができました。
ただ、10キロ過ぎからは向かい風を
顕著に感じ始めます。
こんな時こそ集団の風よけを…
と行きたいところでしたが、
こんな時に限って集団はなし😱
いつも通り、1人で耐えます。
【後半〜ゴール】
温泉で折り返してからは追い風基調となり、
余力がない訳ではなかったので
ペースアップを図りました。
しかし、上げても4:18止まり…
そしてどんどん維持がキツくなってきます😨
25キロ過ぎからは、足がズシンと
重くなってきたのを感じました。
ここまでのアップダウンで足にきているのは、
走り込みが足りなかったのでしょう。
残念ながら、オーバーペースだったと
即座に判断し、維持に切り替えました。
しかし、足を酷使した影響は徐々に大きくなり、
重い足を動かせる範囲で前に運び続けました。
35キロのラップが遅くなっているのは、
途中で二度、ジェルとサングラスを
落としてしまい、拾うために
立ち止まりがあったためです。
ここでもペースは落ちていましたが、
足が売り切れた訳ではなかったので、
気持ちを切らさず無心で走りました。
ラスト5キロは、キロ5分がやっとです🤔
この重くなった足で粘るために
日々練習してるんだけどな…
そんなことを考えながら、
カウントダウンを始めていました。
そして、姫路城の前で
最後の力を振り絞ってゴール!
後半は苦難の道で、
満足とはいえない内容ですが、
腐っても3:15は切ってますし、
(キリが良いだけですが😅)
ボストン、シカゴと3:20オーバーの
大苦戦が続いていただけに、
少しは持ち直せたかな?
ガーミンに物申せたかな?
と、評価できる内容もありました。