カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

ボストンマラソンは「選ばれし者」の大会か

「選ばれし者の大会」


と表現されることもあるボストンマラソン。



ここに「排他的」「閉鎖的」等の意味を感じ取り、
否定的な反応を示す人も中にはいますが、


ボストンマラソンが好きな1人としては、
「それは違う!」と言いたいです。

理由①BQがなくても参加できる

参加者の8割は、基準タイムを突破した
「BQ」のランナーですが、


残りの2割は、チャリティとツアー枠などです。


つまり、BQがなくても参加できます。


チャリティは50‐100万の範囲と思われ、
ツアーもコロナ前までは大変な人気だったので、
容易な条件ではありませんが、


参加の可能性は残されているので、
全ての人に門戸は開かれていると思います。


本当に排他的なら、
全エントリーをBQに限定しているのでは?


というのが個人的な意見です。

理由②タイムが性別世代に依らず公平

そのBQをクリアするのも
容易ではないのですが、


・性別・世代ごとに基準タイムが設けられ
・基準から速い順にエントリーできる


という仕組みは、とても納得感があります。

例えば、


・30歳男性 2時間58分(基準‐2分)
・55歳女性 3時間55分(基準‐10分)


だと、足切りがある場合は
基準タイムより速い順なので、
「55歳女性」の方から採用されます。


これは、とても合理的に感じます。


加えて、全世界から応募ができるのも
公平な点として挙げられます。


ロンドンマラソンのように
英国在住限定ではありません。


23年からはNon-Binaryの枠もできましたが、
全ての性別・世代に平等な条件を
目指している点が、とても良いと思っています。


別府大分、福岡国際といった
厳格にタイムのみを基準とする大会は、
(しかもグロスタイム…)


基準は明快で、分かりやすいですが
参加世代・性別が必然的に偏ることを考えると、
門戸は限定的、と言うこともできます。


参加した身としては、
「圧倒的に素晴らしい」体験ができるので、
少しでも興味があれば、ぜひ参加して欲しいです🥰

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