王者キプチョゲが考える「自律」の三要素とは?
キプチョゲ選手が、インタビューで
「自律」(self discipline)について語っています。
とても考えさせられる内容だったので、
ここで紹介します。
「自律」は何故必要か
キプチョゲ選手は、以前のインタビューで
・毎日少しずつ築き上げていくもの
・自律する人は真の自由を得る
・自律のない人は感情・気分の奴隷となる
ということを語っています。
「感情の奴隷」というのは心理学でも
出てくる用語なので、興味のある方は
是非調べてみて下さい。
「自律する」ということは、
マラソンやトレーニング以前に、
人として大切なこと、という位置づけです。
「自律」に大切な3つのこと
今回は、自立に必要なものとして
以下の3つを挙げています。
1.ビタミン「N」=Noと言うこと
2.自分の中で優先順位を適切につけること
3.決して批判しないこと
1と2はつながっていると思うのですが、
何が大切か、何をすべきかを自分で考え
そうでないものにはNoと言うこと
ということだと解釈しました。
Yesではなく、捨てる方のNoを
使っているのは示唆に富みますね🙄
3は、自分を含む一般の人には
なかなか難しいですね😅
批判は感情的で生産性がなく、
まさに「感情の奴隷」状態なので辞めるべし
ということだと思います。
ここでは語られていませんが、
前向きな提案や改善なら相反しないでしょう。
・今の自分が何をすべきか考える
・違うと思ったらNo(止める)
・一喜一憂しない。得意淡然失意泰然。
これらは、日々のトレーニングでも
活かせる考え方だと思います。
少しずつでも実践していきたいですね。