世界陸上後に複数選手が行方不明(亡命?)
日本では話題になっていませんでしたが、
オレゴン世界陸上では、ケニアなど
アフリカの一部選手が大会直前になっても
ビザが下りない、というニュースがありました。
※最終的にはギリギリ発行されたようです。
着目すべきは、彼らが直前になって
申請した訳ではない、という点です。
実に3-4か月しても音沙汰がなかった模様。
色々な事情があると思われますが、
一つ言えることは、受け入れ国としては
彼らが確実に帰国するか見極めなければいけない
という事情があります。
世界陸上と亡命
実際に、世界陸上後に行方不明となった
アスリート、コーチが複数出ています。
キューバは亡命の話がよく出ますが、
1年間で20人以上というのは多いですね。
アフリカのエリトリア選手団も、
選手・コーチ5名が行方不明とのこと。
東京五輪でも、ウガンダの選手が
一時行方不明(その後保護・帰国)でした。
また、行方不明ではありませんが、
内戦が続くエチオピアでは、
ティグレ州の選手がデモを行いました。
母国の厳しい現実から逃げたい。
世界陸上への出場が、
そうした選手の願望を叶える切符と
なってしまっている現状に、
考えさせられるものがありました。