初歩的、そして致命的。ハーフ女子世界記録取消
8月29日、英国北アイルランドのアントリムハーフマラソンで
エチオピアのイェワロー選手が1:03:43で優勝しました。
ハーフを63分台で走った、史上初の女性となった
はず、だったのですが…
コースが54m短かったため、
世界記録にならない
という、衝撃の結果が報じられました。
優勝が消える訳ではないですが、
気の毒すぎて目も当てられません…😨😱😱
コースはIAAF/AIMS公認
この大会は知名度は高くないのですが、
(このニュースで初めて知りました)
IAAF/AIMS(国際陸連・長距離連)公認コースです。
アイルランドで随一(ヨーロッパでも有数)の
高速コースとしても紹介されています。
それだけに、当初の報道でははっきりと
「世界記録誕生」と報道されていました。
1993年から始まった公認コースなのに、これは…
同選手が気の毒でなりません😥
運営から何かしらの補償があって欲しいところです。
度々このブログでも記事にしてきましたが、
公認大会と思っても距離が足りない、
というミスはしばしば起こります。
自身が参加した中では、2018年のレイキャビクマラソン
(フル・ハーフ)で距離が213m足りなかった…
ということがありました😓
これらは歴史ある大会でも例外ではなく、
主催者側の油断、確認不足(人災)というのが
ほとんどの理由と思われます。
今回は世界記録となり得ただけに、
本当に致命的なミスとなってしまいました。
イェワロー選手、これをバネにした
正真正銘の世界記録を再び見せてほしいです。