カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

富山マラソンの感染対策文に賛否

11月7日に開催予定の富山マラソンが、
感染症対策方針を更新しました。



10月24日以降、緊急事態宣言ORまん延防止の対象地域から
参加することはできない、という内容です。


良いと思ったのは、その記述です。


ワクチン接種は重症化リスクを抑える効果は認められるものの、
感染を完全に防ぐわけではありません。


また、陰性証明書は検査時点での陰性の可能性が
高いことを示すものでしかありません。


(サイト文章)


よくぞ言ってくれた!という思いです。


これまで分かっている情報から、正確に判断していると思います。


PCR証明やワクチン証明は、多少のリスクは残っても
参加者をできるだけ広げたい「苦肉の策」とも言えます。


それをあえて断つ、というところに意味があると思います。


感染拡大もできるだけ防ぐ。それでも開催する。


という、強い意志を感じました。


対象地域の方は体調に関わらず参加できませんが、
大会中止時と同等の返金がされるようですので、
泣き寝入り状態でもありません。


基準も明確なので、納得感は高いと感じます。
同様のスタンス(証明書類不要)が、広がってほしいな…と思いました。

問題の記述は?

一部界隈では、続く文章への反発が見られます。


また、マラソン競技中のランナーはマスクを着用せず
呼気も荒いため、飛沫による感染の危険度が高く


(HPより)


というくだりです。


「感染の危険度が高く」についてですが、
これまでマラソン大会でクラスターが発生したことはなく、
科学的根拠は乏しいです。


参加者だけでなく、沿道を走るランナーにも
嫌悪の目が向けられかねない内容なので
確かにこの記述は不要だと思います。


拡大地域からの参加を断る理由とするなら、


「移動によりウイルスを運ぶ可能性がある」


くらいまでに留めておけば、余計な反発は生まなかったと思います。


個人的には、それを差し置いても上記の対応を
評価したいので、今後の対応に期待したいです。

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