前進か後退か
今後のマラソン大会開催状況を見ていると、
「海外開催、日本中止」という悲しい状況なのですが、
よくよく見てみると、一概には言えないものがあります。
海外で中止・延期の大会
大規模大会に絞って見ていくと、
ベルリンマラソンを控えるドイツでは、
ケルンマラソン(10月3日)、
フランクフルトマラソン(10月31日)が中止になっています。
しかし、同じく大規模のハンブルグマラソン(9月12日)は
感染対策を徹底の上開催予定です。
ドイツも収束とは言えない状況なのですが、
このあたり、州の方針が大きい気がしますね。
ベルリンマラソンについても慎重な見方が必要ですが、
8月に1万人規模のハーフマラソンも開催できていますし、
(運営はベルリンマラソンと同じSCC)
当局もやる気なので、ほぼ開催ではないかと思われます。
アメリカも?
概ね開催のアメリカでも気になる動きがあります。
9月18日開催予定であったエアフォースマラソン(オハイオ)が
中止になりました。
オハイオ州はシカゴのあるイリノイ州と比較的近いのですが、
州の方針でしょうか。
また、マラソン大会ではありませんが、
8月上旬のニューヨーク自動車ショーも中止となっています。
NYCマラソンまであと2ヶ月少々ですが、
今後の状況次第では、市または州からGOサインが出ない、
という可能性もあります。
ワクチンも普及してきたので、よし、規制解除&経済再開!
と行きたいところが、
デルタ株によって再び感染拡大&歯止めがかからず、
(必然的に重症者も増える)
ちょっと待って…😨
となっている印象です。
このリスクをどう判断するかは、地域により千差万別で
開催を続するところは、
犠牲を覚悟してもこれ以上の制限(無理)はできない
ということを重視していると思われます。
同時に、イスラエルのように3回目のワクチンを接種し、
正常運転しながら沈静化を測る、
という動きも今後大いにありそうです。
あの副反応をもう一度…非常に嫌ですね😱
せめて終わりが見えれば我慢できるのですが。。
国内でも、海外の事例を参考にした
大局的な検討が活発になってほしいところです。