世界は日常を取り戻すために進む
デルタ株による感染者の急増が
さすがに無視できなくなってきた欧州では、
規制を再導入する動きが見られます。
ただ、規制の内容を見てみると、
・午前1~6時の間は外出禁止
・屋外や屋内でのマスク着用(再)義務化
といった程度で、これまでのロックダウンとは
比べるまでもなく緩いものです。
大規模集会やイベントの中止・制限はありません。
英国も「あえて感染ピークを作る」という作戦で
制限解除を予定通り行います。
昨年に続きバカンスが消滅するのは我慢できない
というのが本音だと思いますが😅
現在のところ、欧米は高リスクの方々がワクチンを接種できれば
後はいくら感染者が出ても経済を回すだけ、
(ただし最低限気を付ける)という方針に思えます。
他の感染症と比較しても、現在の状況を見れば
こうした対応は妥当だと思います。
日本では7月26日よりワクチン証明が始まるようですが、
驚くべきことに、交渉段階では
自国入国時の隔離緩和は交渉対象外
であることが判明しました。
ビザの発給も再開時期未定だそうです。
こんな都合の良い要求をどこが受け入れるのか…😑
これがないと往来の再開が本格化しないのですが、
しばらく、期待できそうにありません。
アメリカは対象外ですが、州によって対応が若干異なり、
多くはPCR陰性証明で隔離不要とできることから、
大きな影響はなさそうです。
状況が動くのは、やはり五輪後でしょうか。
様子見の日が続きます。