札幌ハーフマラソン感想
感染拡大局面で開催が物議を醸す中、
5日は五輪マラソン(ハーフ・10K)が開催されました。
世論の多くはこの意見だと思います。
自粛や制限を強いられる一般市民の一人として、
この開催には賛同していなかったのですが、
されるからには見届けよう…と複雑な思いで観戦しました。
ハーフ男子の結果
ハーフ男子の部は、ケニアのキプコエチ選手が
60:46の好タイムで優勝。
シューズは今売り出し中のメタスピード・スカイ
(アシックス)でした。
五輪代表で中村選手は欠場しましたが、服部選手が
当初予定していたペースより速い62分台でゴール。
余力を感じさせるフィニッシュで順調な調整を伺わせました。
ハーフ女子の結果
女子は一山選手が68:28で優勝!
自己ベスト更新&日本歴代7位の好記録でした。
同じく代表の鈴木選手、前田選手は3位と5位。
勝負というよりは、それぞれ設定したテーマを
確認する走りだったようです。
一矢報いる機会となった松田選手を応援していたのですが、
残念ながら一山選手に一歩及ばず2位。
それでも68:32は歴代8位、自己ベスト更新の走りでした。
失うもののない松田選手を振り切って優勝した
一山選手の強さが際立つ内容だったと思います。
既に中止・延期論が再燃している現状ですが、
アスリートとしては開催を信じ、調整するしかありません。
どのように位置づけたのかが明確な大会だったと思います。