ネットタイム導入に一言
陸連のルール改正により、公認大会での記録証明に
ネットタイムが認められることになりました。
※エリートはこれまで通りグロスタイムとのこと。
感想は一言です。
ようやく世界に追いついたな🙄
マラソン大会には
・グロスタイム(号砲が鳴ってからの時間)
・ネットタイム(自分がスタートラインを通ってからの時間)
二種類があります。
海外ではそれぞれ、gun time,chip timeと言います。
(chipは、各自ゼッケンにつける計測チップの事を指します)
タイム資格を求める海外の大会で
グロスタイムが見られることは
まずありません。
理由は、スタートの時間ロスが理不尽だからです。
6メジャーズのような大規模大会になると、
スタートラインをくぐるまで30分ほど待つこともザラです。
自分の経験ですが、5,000人規模の大会で
最後尾からスタートした時は、10分ほどかかりました。
これを足さなくてはいけないグロスタイムは
実際の走力を反映していないので、
ネットタイムで見るほうが理にかなっているという訳です。
この差を少なくし、スタート時の混雑を解消するため
ウェーブスタートやスタート場所を複数設けるなどの
対策をしている大会もあります。
この対策は、できればグロスタイムでクリアしたい!
と思っているランナーも多いので、今後増えそうです。
(=ゴールの時計表示を見て達成感があるため?)
サブ4や3.5を狙う人には一歩前進の朗報ですね。