カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

LT値を揺さぶる

自分史上、最大の巣ごもりとなった大型連休は
必要な外出を除いた読書とゲームの日々でした😅


雑誌を含めると1日1冊以上読んでいますが、
本として読んだものの中から、「これは」となったものを
ここでも紹介したいと思います。

ランニングと栄養の科学

著者のセミナーに参加したことがあるのですが、
論旨明快でイメージも実践もでき、とても勉強になりました。


この本も、その印象通りでトレーニングの考え方、
栄養・休息の意味などがかなり分かりやすく書かれています。
一通りの本を読んだランナーにもお勧めできます。


中でもひと際目を引いたのが、


LT値に揺さぶりをかける


という考え方。


マラソンのタイム向上を狙うには、LTペース(乳酸性作業閾値)
つまりしんどくならず、走り続けられるギリギリのペースを
上げることが大事なわけですが、
このペースを上げたいなら、速すぎても遅すぎてもダメ


その前後で、適切な距離を走って揺さぶることで
LTペースが上がってくる、という考えです。


なるほど🤔


今の自分、LTペースはどのくらいだろう?と気になる方は
ダニエルズのVDOT活用がおすすめです。



過去のベストタイムから、LTペースが出てきます。


LTより、15-30秒遅いくらいでロング走、
10-15秒速いペースでインターバル走


ということだったので、今度のトレーニングで考慮したいと思います。


他にも、


ゆっくり走った後の「だるさ」はスピード練習で
スピード練習後の張りはジョギングで


それぞれ疲労を抜こう、というのはなるほど!と思いました。


エネルギー効率や栄養のとり方なども勉強になるので、
手元に置いておきたい一冊です😄

ランニングと栄養の科学
ランニングと栄養の科学
新星出版社
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