7年を経て時が動く(名古屋)
11日の名古屋ウィメンズマラソンでは
安藤友香選手が初優勝!
タイムは2:21:16と、前田選手の日本記録には
届きませんでしたが、最後の1キロで
チュンバ選手に競り勝つ素晴らしい勝利でした。
五輪代表内定とはなりませんでしたが、
競り勝っての初勝利だけでなく、
当初の設定記録(2:21:47)を上回る
7年ぶりの自己ベスト更新に、
収穫のある内容だったと思います。
安藤選手は、これまで安定した走りを
披露していながらも、優勝には届かず
初マラソンの日本記録である
自己ベストをずっと更新できずにいました。
結果がついてこない7年間は、
非常に苦しかったと思います。
初マラソンだった名古屋で、
「自己ベスト」と「優勝」の
殻を破ったのも何かの縁でしょうね。
ご本人の言葉通り、
「この日をスタートに」次に向けて
頑張って欲しいです。
鈴木・加世田選手も魂の走り
事前の注目が高かった、鈴木亜由子選手と
加世田梨花選手も素晴らしい走りでした。
鈴木選手は25キロ過ぎに遅れるも、
そこから驚異の粘りと追い上げで
自己ベストを更新する3位入賞。
加世田選手は、続く4位ですが
途中給水に失敗した鈴木選手に
自らの分を手渡すなど、
スポーツマンシップが光りました。
、
臨む結果にならなくても、最後まで
勝負を捨てず懸命に追い上げる姿は、
見ている人の感動を誘う
素晴らしい走りだったと思います。
全選手の健闘に大きな拍手を贈ります!