世界一の練習は市民ランナーも応用可能か?
キプタム選手が、シカゴマラソン前の
週間トレーニングを公開しています。
週間250〜280kという量です😳
かつては、野口みずきさんも月間1,300kを
走っていた、という話もありますし
箱根を走る選手も1,000k前後と
言われるので、距離自体は突出していません。
が、ここに高地(低酸素)とアップダウン、
という環境も組み合わさっているので、
質の高さが加わると思われます。
トレーニングの詳細はこちら。
https://olympics.com/en/news/kelvin-kiptum-incredible-300km-per-week-training-regime
トレーニングプランのヒントになるか
一般の市民ランナーが参考にできそうな
部分がないか、考えてみました。
①スピード練を3分(休み1分)
・ダニエルズでは、vo2maxへの刺激を
効果的に行うには「4分以内」が
推奨されているので、これも十分と思われます。
キプタム選手は
「全て合わせて1時間以内」
となっているので、単純計算だと「15本」
という、インターバルとしては非常に多い数に
なってしまうのですが、
(※ウォームアップ・クールダウン等を
考慮しているか不明)
5本くらいでも、市民ランナーであれば
十分な刺激になりそうです。
②Mペースのロング走を取り入れる
・キプタム選手は週二回、Mペースに近い
ロング走を30-40k行っています。
(木&日。難しい日、と書いてあります)
距離やペースは真似できなくても、
普段からMペース付近の練習をすることで、
ペース感覚を身につける訓練になりそうです。
後半に強くなるヒントを、
「世界一の練習」から学びたいです。