偉業の陰で事故再び(全日本大学女子駅伝)
29日に開催された全日本大学女子駅伝では
名城大学が史上初の7連覇を達成しました。
故障、調整遅れ等で4年生を欠き、
3年生もアンカーの谷本選手1人という状況。
例年以上に危機感が強い中、
若い選手の力が発揮されました。
ゴールの「7」のサインも、
笑顔も素晴らしいの一言です。
万雷の拍手👏
アクシデント再び
その裏では、大阪芸術大学で3区を走った
菅崎選手がゴール直前に倒れ、
救急搬送されるアクシデントがありました。
脱水症状と見られるとのこと。
駅伝で選手がもうろうとし、
走行が困難になる場面は、
学生だけでなく実業団でも見られます。
一次、意識がなかったとのことで
本当に危ない状態であったことが分かります。
無事で本当に良かったと思います。
一方で、私はこうした時こそ、
苦しみながらもよくタスキを繋いだ
といったような、美談にしてはいけないと
強く思います。
選ばれた責任感、重圧、
タスキを繋ぐ使命感、
この座をつかみ取った努力、
そうした選手の努力を思うと、
止めることは忍びないですが、
監督も「止めてほしかった」と言う通り、
生命に関わる一大事に躊躇は不要です。
仮に、それで批判されても、
人命が守られれば良しでしょう。
運営としても反省し、
他の大会でも教訓として欲しいです。