Finish strong again
これまでマラソンを3回走った
キプトゥム選手は、全て後半の方が速い
ネガティブスプリットです。
※現在、キプトゥム選手は世界記録だけでなく
後半ハーフを60分切りした、唯一の記録も持っています。
強すぎる。
これ以上形容する言葉がありません。
マラソンを知る人なら、
これがいかにとんでもないことか、
身をもって感じると思います。
そんな記録を眺めるうち、私も
もう一度Finish strongなマラソンをしたい
という思いが少しずつ生まれてきました。
ネガティブスプリットができたことは
数えるほどしかないのですが、
その全ての経験が「楽しかった」
思いと共に、鮮明に思い出せます。
後半になっても足が残り、
ペースを落とさず押していけるのは
快感の一言です。
序盤で抜かされたランナーを
どんどん抜いていく景色も
そこでしか見られません。
これを実践するためには、
①十分な足づくり(スピード&スタミナ)
②身の丈に合ったレースプラン(ペース計画)
③当日の好コンディション(気象面&自分自身)
など、難しい条件に加えて
運も必要なのですが、
また、あの瞬間を味わいたい。
そんな欲求が生まれてきました。
これと次に見つかった目標が
重なった時が、「再始動」の時となる気がします。