カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

Tracksmithがボストンの告知で”炎上”

アメリカのランニングブランドである
Tracksmithが、ボストンマラソンの告知を
Instagramでしたところ、炎上状態となりました。


こちらが謝罪声明で、元の投稿は削除されています。

元の投稿は?

元のメッセージはこちらです。

表面上は、今回の厳しい足切りを
クリアしたランナーを賞賛し、


「シングレットの販売はBQの人に限る」


という内容です。

何が問題だったか

販売対象者を資格者に絞る「排他性」に
不快感を感じた人も居ますが、


対象者を絞る商品はこれ以外にもあるので、
それほど問題にはなっていません。


多くの人が不快に感じたのは文章の前半です。


①何千マイルも孤独で厳しいトレーニングを
重ねてきたのがBQ獲得者「だけ」のように
受け取れる点


②BQの獲得者を賛美する内容「だけ」のため
「タイムが良い人のみを大事にする」
 というメッセージにも受け取れる点


※実際の意見はこのような感じです。


私も以前、記事にしましたが


ボストンは資格者のみの大会ではありませんし、
(チャリティやツアー枠もあります)


速い人のみの大会でもありません。
(制限時間は最終走者スタートから6時間)

引用しただけとはいえ、冒頭の


「(ボストンは)ジョギングの大会ではない」


という言葉は確かに攻撃性がありますし、
(ゆっくりペースのランナーには特に)


このマーケティング姿勢は、
ボストンマラソンの目指す姿と一致しない、
と言われたらそうでしょうね。


BQが獲れなくても(あるいは獲るために)
日々トレーニングに励んでいるランナーは
大勢いますし、


BQを獲る速さ(タイム)だけが全てではない。


そうした大勢のランナーへの”配慮”が
足りなかった、ということでしょう。


Tracksmithのシングレットは
デザインは良いものの高額なので
私にはとても手が出ないのですが😅

多くのランナーの思いを受け取って
次からの教訓にして欲しいですね。

×

非ログインユーザーとして返信する