カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

山は甘くない(データ編)

2021年の山岳遭難件数が公表されました。
非常に興味深いデータが集まっています。



【主なデータ】


1.全体件数は2635件、死亡事故は283人
→この10年で約3割の増加


2.多い場所は長野・北海道・東京など


3.遭難者の半数近くが60歳以上


感想

山での事故が増加傾向というのは、
登山する人も増えた、ということですね。


高尾山のように気軽に登れる低山でも、
事故が増えているのは望ましくないので、


ここは


「気軽に」


というより


「安易に」登山している人が増えた


と、厳しめの表現で戒めも必要に思います。


中には本当に落石や地滑りなどの
アクシデントもあると思うのですが、
多くはため息の出るような内容ばかりです。


富士山の救助要請を見ていても


救助隊の皆様、お疲れ様です!!

と言いたくなります。。

遭難事故や救助要請は圧倒的に下山時が多い

ということなので、


体力が尽きてきた60代以上の方が
事故に遭いやすいことも分かります。


アウトドアを楽しむ趣味は否定しませんが、
それと同時に、準備・計画の大切さや
自然の厳しさも啓発して欲しいですね。

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