人生の宿題。富士山登頂!
富士山に登ってきました。
小学生の時、1泊2日で山小屋に泊まったのですが
それでも山頂まではたどり着けず、
下りで滑落しそうになり死の危険を感じるという、
ちょっとトラウマな内容でした。
ただ、山頂まで行けなかったことは
心のどこかで引っかかっていたので、
今回、富士登山競争に出られる方の
試走にお供して、吉田ルートの馬返し(ふもと)
から山頂の往復にトライしました。
※時間の関係でお鉢巡りはしていません。
感想①認定書が記念に!
富士吉田市が、登頂した方向けに
認定書を発行してくれます。
1/2の、麓から五合目でも大丈夫です。
良い記念になるので、登山する方へはおすすめです。
感想②夏場の足づくりに
麓から登っても、自分のような初心者では
ほぼ走れるところがないのですが😅
街中で30℃以上ある場合でも
五合目では20℃、山頂は10℃前後と
気温が低く、酸素も薄いので
心肺と足がかなり鍛えられます。
トレーニングをするには良い機会と思います。
(富士登山の出場に関わらず)
感想③富士山は甘くない
とはいえ、気軽に登山は絶対にしない方が良いです。
水や食事は、開山中であれば
複数ある山小屋で買うことができますが
(現金必須)
山頂まで行くには相応の体力と装備が必要です。
今回は、下山時に足の皮がむけ
ばんそうこうを同行者の方にお借りしましたが、
想定が甘く、準備不足を痛感しました。
高山病のリスクもあります。
5合目から登る場合、60分程度は
その場に留まり高地順応が推奨されています。
噴火の兆候はないようですが、
滑落、落石、変わりやすい山の天気、
その他リスクは多くあります。
この日も、山頂下山後に雷雨が来ていました。
綿密な準備と臨機応変な対応が大切です。
とはいえ、なんとか安全に下山し、
長年の「宿題」をようやく果たせた安堵感と、
日本最高峰に登れた、という達成感が嬉しい一日でした。