カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

攻める勇気、粘る力(大阪国際・上杉選手)

松田選手が圧勝した大阪国際女子マラソンで
2位に入ったのは上杉真穂選手(スターツ)。


コースですれ違った時は、


おお!
松田選手に喰らいついている
選手がいる!


と気づいたのですが、


後のハイライト動画で
自分の目に一番止まった選手でした。

【ハイライト】第41回大阪国際女子マラソンハイライト  松田選手&上杉選手&松下選手のインタビューもお届けします



凄みを感じた点は2つあります。

凄さ① ハーフを自己ベストで通過

上杉選手は、ハーフの自己ベストより20秒速く
中間点を通過しています。


フルやハーフマラソンの経験者なら、
この凄さが伝わると思います。


普通なら、スタミナ切れを恐れて
ハーフ以上のペースを出すことは考えられません。


後半が地獄となるリスクは本当に怖いです😨


タイムを縮める余地が小さくなる(と思われる)
エリート選手なら、なおらさだと思ってしまいます。


攻める勇気を強く感じました。

凄さ② 単独走でも粘る力

25キロごろから、ついていた集団から
少し遅れてしまうのですが、


そこから単独走で最後まで走りきりました。


ハイペースで飛ばしてきて、
集団からこぼれてしまう場面、


普通なら、弱気が頭をよぎっても
おかしくないと思います。


しかし、最後まで1人で、
大崩れすることなく行きました。


大幅な自己ベスト更新は、
この粘りの賜物だと思います。


身体的に相当なトレーニングを
積んできたと思いますが、


それ以上に「心の準備」がなければ
ここまでの結果は出なかったのでは…と思います。


今回のハーフで、「これでもう半分」
まではさすがに想像できなかったのですが、


上杉選手の勇気と粘りに、大きな刺激を受けました。


敢闘に万雷の拍手を!!

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