21年ベルリンは高速コースだったのか
21年ベルリンマラソンのデータが公開されました。
https://www.bmw-berlin-marathon.com/en/impressions/statistics-and-history/numbers-and-records/
気温が20度を超え、TVを見ていても
かなり暑そうでした。
世界記録が生まれる高速コースで知られる
ベルリンマラソンですが、
男子の優勝タイムが2:05:45と、前回より4分以上遅いです。
いつもは華麗にイーブンペースを刻むラン友さんも
ハーフ通過後からまさかの失速。
今年はベストを狙うには厳しかったのかな?
と思い、色々調べてみました。
結論から言うと、19年と比較し難化した訳ではなさそうです。
まず、女子優勝のタイムが2:20台で同じです。
※19年はベケレ選手、2:20:14
21年はゲブラセラシエ選手、2:20:09
続いて、男子でパーセンタイルを確認してみました。
ベケレがすごかった19年で比較すると、上位1割のラインは3時間6分16秒。
完走者が倍近く違うので、単純比較はできないけど、少なくとも昨日は暑さでランナー総崩れとなった訳ではない、と言えそう。
— はぐれ🤔カモメ (@sh74)
上位1割に入るタイムを元に調べました。
21年も、上位1割に入るには3時間8分台が必要です。
通常の大会でこのラインはサブ3.5付近と言われるので、
これだけでも高速コースと言えます。
19年(3時間6分)から少し下がっていますが、
参加者が倍近く違うことを考慮すると、
大きく変わったわけではなさそうです。
となると、男子の優勝タイムは
ペースメイクが速すぎて後半失速
(※設定が世界記録ペースだったので)
したためと考えられます。
自分が参加する場合、このコンディションと、
9月末というシーズンには早い時期に
いかに調子を上げていくか?がテーマとなりそうです。