カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

キプチョゲ選手は耳管開放症のトラブル?

キプチョゲ選手のゴール後インタビューが
youtubeに上がっていました。



Eliud Kipchoge after London Marathon 2020


潔く完敗を認め、勝者を称える姿に真のスポーツマンシップを見ました。
惜しみない👏を送りたいです。


一方で、25キロ過ぎから"ear blocked"(耳がふさがれた感覚)
と言っているのが、やはり気になります。


カモメもマラソンのような長距離を走っていると、
よくなる症状だったからです。


この日の雨・10℃以下というコンディションを考慮すると
低体温症?と思ったのですが、
低体温と耳のふさがりに関連は見つけられませんでした。


※一方、35キロ以降で「足が動かなくなった」というのは
 低体温症の可能性があります。筋肉の硬直も症状の一つです。


耳のふさがりは「耳管開放症」の可能性

これだけでは断定できませんが、
今のところ、「耳管開放症」というものが一番近そうです。



耳がふさがった感覚なのに「開放症」


なんともトリッキーな名前です😅
脱水症状が進んだ時になりやすいとのこと。


気温が低く、喉の乾きがあまり起きなくても
体内の脱水は進んでしまいます。


寒いときほど、給水は要注意だと思います。


症状が出るとどうなる?

とにかく気持ち悪いです😨😱


けいれんと違い、無理をすればそのまま走れますが
ふさがりが解消されないため、時折吐き気にも襲われます。


対策は?

レース中の解消は困難です…😓


キプチョゲ選手も、症状が出てから解消しなかったようですし
吐き気と気持ち悪さを根性でカバーするか、
おとなしく休む・時間をおいて様子を見るしかありません。


なので、そうならないための対策が重要になってくる訳ですが、
未然に脱水と体内の電解質バランスを想像し、
水分・塩分補給に務めるしかありません。


2時間ちょっとで走り終えてしまうエリート選手でも
こうしたトラブルがあるので、
やはり雨と低温では一層の注意が必要だなと思いました。

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