キプチョゲ選手は耳管開放症のトラブル?
キプチョゲ選手のゴール後インタビューが
youtubeに上がっていました。
Eliud Kipchoge after London Marathon 2020
潔く完敗を認め、勝者を称える姿に真のスポーツマンシップを見ました。
惜しみない👏を送りたいです。
一方で、25キロ過ぎから"ear blocked"(耳がふさがれた感覚)
と言っているのが、やはり気になります。
カモメもマラソンのような長距離を走っていると、
よくなる症状だったからです。
この日の雨・10℃以下というコンディションを考慮すると
低体温症?と思ったのですが、
低体温と耳のふさがりに関連は見つけられませんでした。
※一方、35キロ以降で「足が動かなくなった」というのは
低体温症の可能性があります。筋肉の硬直も症状の一つです。
耳のふさがりは「耳管開放症」の可能性
これだけでは断定できませんが、
今のところ、「耳管開放症」というものが一番近そうです。
耳がふさがった感覚なのに「開放症」…
なんともトリッキーな名前です😅
脱水症状が進んだ時になりやすいとのこと。
気温が低く、喉の乾きがあまり起きなくても
体内の脱水は進んでしまいます。
寒いときほど、給水は要注意だと思います。
症状が出るとどうなる?
とにかく気持ち悪いです😨😱
けいれんと違い、無理をすればそのまま走れますが
ふさがりが解消されないため、時折吐き気にも襲われます。
対策は?
レース中の解消は困難です…😓
キプチョゲ選手も、症状が出てから解消しなかったようですし
吐き気と気持ち悪さを根性でカバーするか、
おとなしく休む・時間をおいて様子を見るしかありません。
なので、そうならないための対策が重要になってくる訳ですが、
未然に脱水と体内の電解質バランスを想像し、
水分・塩分補給に務めるしかありません。
2時間ちょっとで走り終えてしまうエリート選手でも
こうしたトラブルがあるので、
やはり雨と低温では一層の注意が必要だなと思いました。