17日のシドニーマラソンに
参加したランナーからは、
甲乙様々な意見を耳にしました。

参加者は約3千→1.7万と激増し、
（この時点で豪州最大規模）
沿道の少なさを指摘する声は
ほぼなかったことからも、

一定の成果はあったと思います。

しかし、残念ながら否定的な意見が
今のところ多くを占めています…😓

不満の原因はいくつかに分けられます。

①エキスポ

「エキスポが市内から遠い」
（※23年から変更されています）
「グッズが初日で売り切れ」
「ブースが賑わっていない」

などです。
私は22年のものしか体験していませんが、
WMMのレベルを期待していると
落差は大きそうです😅

②コース

「折り返し・曲がりが多すぎる」
「アップダウンが多い」
「スタート地点がカオス」（混雑で）

といったものです。

幾度かのコース変更を経て
改善されてきたと思うのですが、

シドニーはただでさえ坂の多い街で
あるだけでなく、シンボルでもある
オペラハウスとハーバーブリッジを
堪能するコースにしているため、

ランナーとしては数多くの
アップダウンと折り返しを
耐える必要があります。

ここまで複雑なコースは
WMMでは他にないと思います。

③動線（＆運営）

「トイレが少なすぎる」
「エイドで水とスポドリしかない」
（暑さ対策でスポンジが欲しい）

など、大規模大会を運営をする上で
規模に相応な設備を準備する必要がある、
という内容でした。

トイレの少なさはニュースにもなっています。

州の条例で禁止されていた（と思う）ので、
バナナやオレンジなどの固形物を出すのは
難しいと思われるのですが、

今のGUジェル（2か所）だけだと
物足りないと感じるランナーは多そうです。

特に、今年のような暑さを想定し
もっとサポートできる体制を
考える必要があるでしょうね。

今年は、熱中症などで少なくとも40名以上が
救護対応となり、26名以上が
病院へ搬送されたとのことです。

※皆さんの無事を祈るばかりです…

完走者数は約1.3万。
DNSを考慮しても、完走率は8割ほどでしょうか。
暑さの影響は大きそうです。

24年、Wandaの舞台となった時
更なる改善があることを期待したいです。