カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

人種差別?ボストン運営が異例の声明

ボストンマラソン運営母体であるB.A.Aが
声明を発表しました。

ある2団体から、30キロ過ぎの「心臓破りの坂」で
サポートするランナーの応援ができなかった


という申し入れがあり、その事実を認め
責任はB.A.Aにある、という内容です。

何が起こっていた?

Heartbreak Hillでは、毎年日本大使館や
在住者の方々が日の丸を掲げ応援してくれます。


ランナーにとっては”屈指の踏ん張りどころ”
であるため、日本の方に限らず
応援にも力が入っています。

問題があったのは、12時過ぎのこと。


これらの団体(黒人の方が多いようです)の
前に、意図的に警察が”人間の鎖”を作り、
ランナーとの交流をブロックしたようです。

全体ではなく、この団体の区画だけ
ブロックされていたこと、
団体が黒人中心であったことから、
人種差別的な議論も起こっています。

他についたコメントを読むと、


・コースに観客が入ってきた
・"confetti canon"(応援クラッカー)を
 盛大に鳴らす観客が居た


などの苦言も目立ちます。


こちらの動画を見ると状況が分かります。

Police Silencing Marathon Cheer Zone
※ボストンに限らず、アメリカの大会は
 東京マラソンなどと違い
 全コースにガードがされている訳ではありません。


観客との距離が近い分、
こうした問題が起こることもある、ということでしょう。


残念な話ではありますが、


何故ここだけブロックされたのか、
この回答で納得いかない人も多いようなので、
来年の改善を期すべく、運営にはその後を期待したいです。

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