カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

"Running is a gift"

海外の掲示板で、30代女性の方が
SixStarを獲得後に重度の多臓器不全に陥り、


懸命な闘病生活を長期間続けるも
先日他界された…という話を拝見しました。



まだまだ若く、これからという時期。
東京マラソンをサブ3で走るほどの方へ、
栄光の後に訪れた、あまりにも残酷な現実。


この方は19年のロンドンを走っていたので、
どこかですれ違ったかもしれません。


一人の人間として、ランナーとして
とても心が痛みます。ご冥福をお祈りいたします。


それと同時に、2つの思いが浮かびました。

Running is a gift.

「ランニングは贈り物」


英語圏でよく見る表現です。


日本では、「走れることに感謝」
という表現が近いと感じます。
(もう少し深い意味がありますが)


日々健康に生きて、走れることが
いかに恵まれたことか。


天からの贈り物、と言えるのかもしれません。


失ってから気づくのでは遅いです。


日々、健康に過ごせることに感謝し
「今を生きる」ことへの思いが強くなりました。

一寸先は闇。今を生きる

この方だけでなく、Twitterでは
ランニングや登山など、
スポーツを好む健康な方が
突然重い病気に罹った、という話も聞きます。


未来は常に不透明です。
明日、自分が突然脳梗塞で倒れたり、
不慮の事故に遭う可能性もあります。


いつか参加したい、と思っていた大会に
永遠に参加できない可能性もあります。


そうでなくとも、
老化や生活、資金面などを考えると


人生で記録更新を目指して
世界中を走る、ということができる時期は
本当に限られています。


いつだって大事なのは「今」です。

人は、過去や未来を生きていません。


次があると思わず、
「これだ!」と思ったものには
迷わずチャレンジしていこう。


そんな思いを強くしました。

(病室には東京マラソンの完走タオル)

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