カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

世界最大のファンランが楽しすぎた(city2surf Sydney)

豪州二都市目は、シドニーです。
これで4回目の訪問で、自分にはなじみの場所です。


今回の目的は、city2surfという大会です。

city2surf

その名の通り、city(市内のハイドパーク)から
surf(ボンダイ・ビーチ)までを走り抜けます。



距離は14kと、大会としては珍しいですが
このユニークさが多くのランナーを惹きつけ、


なんと参加者は約6万人だそうです😳

※メディアにより概数が異なり、
 7万のところもありました。


「世界最大のファンラン大会」と言われます。


とはいえエリートランナーも多く、
スタート時間などが分かれているので、
どちらでも楽しめるようになっています

大会について

海外ランナーは、前日までのエキスポで
ゼッケン受取が必要です。


エキスポはMoore parkという、
シドニーマラソンのコースにもなっている
公園の一角にあるパビリオンまで行きます。


中央駅からトラムが出ているので、
比較的迷わず行けると思います。


当日は9℃(日中最高18℃)、
日本の猛暑が嘘のようなベストコンディション。


豪州の大会らしく、7:45に第1ウェーブが
スタートするので、市内のハイドパークは
暗いうちから熱気であふれています。(日の出は6:40頃)

ウェーブごとに集合時間が異なり、
最終ウェーブとは2時間も空いているので、


大規模大会ながらも
トイレや補食(バナナ)もスムーズでした。
(給水は見つけられず…)

コースの攻略計画

まずはコース・高低差図とにらめっこです。
シドニーマラソンではここを走らないため、
机上の作戦を立てました。


・スタートから4キロまで3つのアップダウン
・6キロからが”Heartbreak Hill”(心臓破りの坂)
 1.5キロほどひたすら上る
・アップダウンを繰り返した後、
 10キロ過ぎから下り基調
・ゴールは一度通り過ぎる(少し先で折り返す)


ということが読み取れたので、


1.4キロ過ぎのフラット区間で呼吸を整える
2.坂は距離を見据えて踏ん張る
3.10キロ過ぎから全てを出し切る!
4.ゴールが見えても急がない


という作戦を立てました。

走った結果

当日は8割程度まで持ち直し、
自分のコンディションとしては良い方でした。

スタート直後の様子。
2キロくらいまでは渋滞で思うように進めず、


ばらけてからも、アップダウンがあって
ガーミンのタイムが参考になりません。
「適正ペース」がつかめない感覚でした。


ハーフよりも短いのでもう少し行けるだろう…



と思っても、この先にある難所を思えば
思い切った突っ込み方もできません。


坂の余力を残して走っているか、
体感を信じるしかありませんでした。


そうこうしているうちに、
難所のHeartbreak hillに突入。


予定通り1.5キロ踏ん張ろう…
と思っていたら、それほど苦しまず
乗り越えることができました。


勾配が急過ぎなかったのも助かりました。
峠走や登山などで鍛えたお陰です笑


その後は下り坂で息を整え、
上りでぐっとがまんする展開が続きます。


そして、11キロ過ぎからは
ジェットコースターを思わせる怒涛の下りです。


ひたすら飛ばせる上、
高台の街並みから海やビーチが見えるので
気分はもう最高でした😆


その勢いのままゴール!!!

ビーチの絶景が出迎えてくれました🥰


ラップを見ると、改めてバラバラです。。
ラスト3キロは本当に爽快でした!

ゴール後(お役立ち情報)

感動の余韻に浸るのもつかの間、
ゴール地点は13℃。


寒い!!!😨🥶


海風が容赦なく体温を奪います😨😱


今回は、ホテルから走れる格好で直行したのですが、
防寒具を預ければよかった…と後悔。

公式ウェアの出店があったので
セーターを買ったところ、
シャツが6割引、セーターも3割引でした😱🤣


OMG🤢


エキスポでシャツを1枚買ってしまい、
また後悔…


しかし、


ぜひともまた走りたい!


と思えるコースだったので、
次回以降の教訓にしたいと思います。

×

非ログインユーザーとして返信する