箱根外輪山、富士山登頂と
立て続けにトレイルのイベントをこなしても、

自分にトレイルのブームは全く来ません🙄

確かに天気が良ければ絶景を見られますし、
自然の中は非日常の空間なので、
そこでリフレッシュし、エネルギーをもらう人が
いることは理解できます。

※富士山6合目付近からの眺望です。

何故かを考えてみたのですが、
理由は2つほどあります。

1つは、今回(箱根、富士山）のトラブルで
「自然は恐ろしい」と再認識したこと。

這うようにいく岩場や
濡れて危ない葉っぱやコケがある道中で
危ないと感じることは数え知れず、
楽しいとは全く思えませんでした。

早く終わって…

としか思えませんでした。

苦労した分、達成感も大きいと思うのですが、

これだけ危ない、つらい思いはしたくないですし
ロープウェイや車で行ける範囲で
手軽に絶景を楽しめれば十分です（極論）

2つ目は、どこまでいっても好みの問題です。

※決してトレイル・登山を貶める意図はなく、
単純に自分の嗜好の話です。

「トレイルは危険」
「ささいな判断ミス・油断が生死にかかわる」

とはその通りですが、

山での死亡事故は年間300件程度で、
お餅を詰まらせて亡くなる65歳以上の方と同程度です。

全く分野は違いますが、
自分の好きでやる・食べるという意味では
どちらも同じです。

絶対に安全というものは登山に限らず
どこにもありませんし、
自分に身近な例で言うなら、
海外に行ってトラブルに遭う確率の方が
よっぽど高いかもしれません。

一瞬の判断が…というなら、
自動車の運転も同じ気がします🙄

つまり、トレイルの危険性だけを特別視する
客観的な理由はないと思います。

なので、

「道中楽しめない」
「山で亡くなった親族の後を追いたくない」

というような、個人的な価値観に
結局は行きつくのではないかと。

やってみた結果、自分のこうした思考が
改めて浮き彫りになったのは、
ある意味収穫と言えそうです。