カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

チャリティ寄付の可能性

ボストンマラソンが、22年大会で集めた
チャリティ寄付金の合計が3,560万$(約47億円)
になった、と発表しました。



数えた方の報告によると、
チャリティランナーは約2,600人だったとのことで、
単純に割ると、1人あたり約180万円です。


チャリティのエントリーは100万以上から


という参加者の声と一致しますが、
大会の参加費としては、とんでもない金額です。


もっとも、1人でこれだけの金額を
出したとは限りません。

チャリティに巨額の金が集まる訳


1.それだけボストンマラソンを走りたい
2.寄付が文化的に浸透している

3.富裕層の節税対策


といった複数の背景が考えられますが、


Fundraising


という仕組みが一役買っていると思われます。


日本で言う、クラウドファンディングの
チャリティ版です。目標金額の設定も同じです。


簡単に言ってしまうと、


1.チャリティを選択
2.個人でも寄付
3.「この人が走ります!」という告知ページが作られ
 それを見た人から応援の寄付が入る
 (更にチャリティへの寄付が集まる)

という流れです。


大きな大会のチャリティは、
寄付金の使途を公開しているので、
寄付する側も納得してサポートできます。


なかなか日本では見られないですね。


東京マラソンは、以前のチャリティエントリーだと


個人が10万円を寄付する(→エントリー確定)


だけでしたが、


走りたい人は海外にも大勢いるので、
こうした仕組みが発展していくと
少なくともチャリティにとっては良いのではと思います。


そのためには、1も頑張る必要がありますが😅


ボストンやロンドンマラソンは、
そうしたマーケティングの成功例だと思います。


マラソン大会が社会に貢献する一つのあり方として、
今後発展して良い分野ではないかな…と思ってます。

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