カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

疑惑のフィニッシュ(北京ハーフ)

14日に開催された、北京ハーフマラソンで
男子の部の優勝に”八百長疑惑”が浮上しました。

動画も見たのですが、
明らかに周囲のケニア人ランナーは
余力があり、前に出ない様やり取りして
彼に進路を譲っていますね。

別の記事によると、この選手の国内新記録を
アシストするペーサーの役割で
雇われた、と言っています。


正式発表を待つほかありませんが、
初めは彼の国内記録を目指し、
難しくなったら優勝を譲る、
といったような内容でしょうか。


しかし、それなら普通の選手ではなく
ペーサーとして登録されるべきですね。
(ハーフの大会でトップランナーの
 ペーサーは珍しいですが)


【4/20:追記】


優勝者、関わった4名とも失格となり、
メダルと賞金も没収されました。


世界的な注目を集めたことから、
面子を大事にする中国が
迅速な処罰をとったと思われます。


中国では、1月の厦門マラソンでも
有力選手が不可解なペースダウンやDNFをして
八百長の疑惑が浮上しました。


厦門では、市民ランナーでも
少なくとも2010件の不正行為が目撃されており、
一部の選手は複数のタイムセンサーを持ち歩き、
公共交通機関を利用したりしたようです。


大学の内申点稼ぎを目的として
不正をすることもあるようですが、


ランナーの風下にも置けない輩が
中国の大会ではよく見られます。

こうした行為が平気でまかり通る中国は、
ランニング文化が醸成されているとは
とても言えないので、
(それ以前に社会規範の問題)


成都マラソンのWMM加盟は
厳しく審査して欲しいです。
(中国は面子を大事なので、
ここから白紙にするのも大変そうですが…)

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