五輪マラソン感想:日本代表という重圧
五輪マラソンは男女ともに非常に見ごたえがありました。
結果は周知の通りですが、いくつか抱いた感想のうち
日本代表選手に絞ったものを書きます。
色々な記事を通して感じたのは、
「マラソンで、日本代表」であることの重圧は
これほど選手を苦しめるものだったのか、ということです。
夏季五輪での「花形」と言われるマラソンで、
かつて名だたる選手達が活躍したことからも、
周囲の期待というのをひしひしと感じる状況なんだろうな…
くらいは想像できますが、
厳しい練習の繰り返し、期待を背負い、
結果を求められる日々が
1年延びたことでその苦しさもずっと続く、
というのは非常に困難な現実だったんだ、と感じました。
中村選手、前田選手の言葉からはっきりと感じます。
前田選手は20年1月の青梅マラソン(30K)で
日本記録を更新していたので、仕上がりは順調そのものでした。
もし昨年開催されていたら…ということも考えてしまいますね。
ただ、そこから切り替えることも
勝負のうちなのが厳しい世界です。
結果的に、当初から延期を前向きにとらえ、
最後の大会と位置付けて臨んだ大迫選手は
重圧とも向き合え、100点満点の結果が残せたんだと思います。
重圧との戦い、という点では、
ケニア合宿で「雑音をシャットアウトできた」
というのも大きかったのかもしれません。
一年の延期が、代表の重圧と向き合うことを問いかけ、
スタートラインにたどり着くまでに全て決めてしまった。
そんな風にも読み取れました。